この記事は2025年5月24日に「CAR and DRIVER」で公開された「メルセデス伝統の気品に満ちた佇まいを纏ったEクラス セダンの限定モデルが日本上陸」を一部編集し、転載したものです。
メルセデス・ベンツが中核プレミアムセダンのEクラスに特別仕様車の「E200 Edition Exclusive」を設定。3本のルーバーが印象的なフロントグリルとボンネットのスリーポインテッドスターのマスコットを配したフロントマスクや、本革シートとブラウンオープンポアメープルウッドセンタートリムを装備したインテリアを採用して、エクスクルーシブかつラグジュアリーな雰囲気を強調。販売台数は200台限定
メルセデス・ベンツ日本は2025年5月22日、プレミアムセダンのEクラスに特別仕様車の「E200 Edition Exclusive(エディション エクスクルーシブ)」を設定し、オンラインショールームにて同日より6月3日まで先行販売期間として申込みの受け付けを開始すると発表した。6月4日以降は、販売可能な車両がある場合はオンラインショールームに加えて、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて予約注文を受け付ける。車両価格は1068万円に設定。販売台数は200台の限定だ。

今回の特別仕様車は、通常モデルのE200 AVANTGARDE(アバンギャルド)をベースに、メルセデス伝統の気品に満ちた佇まいを纏った特別な高品質セダンに仕立てたことが特徴である。まずエクステリアでは、通常モデルのE200には設定のないエクスクルーシブラインを採用したことがトピック。メルセデス・ベンツの伝統的なフロントフェイスを象徴するスリーポインテッドスターのボンネットマスコットや、3本の水平ダブルルーバーを備えたラジエターグリルが、よりエクスクルーシブなルックスを演出する。また、E200では有償オプションのパノラミックスライディングルーフおよび20インチAMGアルミホイール(RVQ)を標準で装備。ボディカラーにはMANUFAKTURオパリスホワイト(16万3000円の有償オプション。販売台数150台)とグラファイトグレー(販売台数50台)を設定した。



内装についてはエクスクルーシブラインインテリアのほか、E200で有償オプションのブラックピアノラッカーインテリアトリムや、上位モデルのみに設定しているブラウンオープンポアメープルウッドセンタートリムを標準で採用。内装色およびシート表皮はMANUFAKTURオパリスホワイトのボディカラーにトンカブラウンの本革を、グラファイトグレーのボディカラーにマキアートベージュの本革を組み合わせて、より華やかでラグジュアリーなキャビン空間を創出した。機能装備の拡充も図り、シートベンチレーター(シートヒーター機能含む。運転席・助手席)やシートヒーター(後席左右)、熱反射・ノイズ軽減ガラス、Burmester 4Dサラウンドサウンドシステム、サウンドパーソナライゼーション機能、MBUXスーパースクリーン、自撮り&ビデオカメラを標準で組み込んでいる。



なお、パワートレインはベース車を踏襲し、“254M20”1997cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンエンジン(最高出力204ps/5800rpm、最大トルク320Nm/1600~4000rpm)+ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)/モーター(最高出力17kW/1500~2500rpm、最大トルク205Nm/0~750rpm)+リチウムイオン電池+9G-TRONIC(電子制御9速AT)で構成するマイルドハイブリッドシステムを採用している。

(提供:CAR and DRIVER)