9日(水)の株・債券・商品市場

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ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)
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人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:方向感模索
昨日のドル/円は終値ベースで約0.2%下落。トランプ関税の影響から米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ時期や日銀の利上げ時期が後ずれするとの観測から約2週間ぶりとなる147円台に乗せる場面も見られた。ただ、5営業日連続で上昇していた米10年債利回りが低下に転じたことがドル売り・円買いにつながり146.25円前後まで下落した。なお、FRBは6月17-18日に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録を公表。関税がインフレに与える影響や利下げ時期を巡り参加メンバーの間で意見の相違が見られたが、市場への影響は限定的だった。
昨日、トランプ米大統領は新たに8カ国への関税を通知した。その中には対米貿易赤字国であるブラジルも含まれていた。ブラジルは4月に発表された上乗せ関税のリストには含まれていなかったにもかかわらず、今回の対象となった。しかし、市場が反応しなかったのは、この関税措置が「BRICS」に対するけん制と受け止められた可能性があるためだろう。上乗せ関税の期限が8月1日に延長されていることもあり、市場は現在、様子見フェーズに移ったと考えられる。ドル/円はしばらく方向感の乏しい展開が続く可能性がある。本日は日本の20年利付国債の入札が予定されている。参院選を巡る不透明感から入札が不調に終れば、日本の長期金利が上昇し、一時的に円が買われる可能性がある。ただし、足元の動向を踏まえると影響は限定的にとどまるだろう。なお、NY時間には米新規失業保険申請件数の発表も控えている。
注目の経済指標:米新規失業保険申請件数

注目のイベント:日20年利付国債入札

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米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー社へ入社。8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、Twitterを通してFX初心者向けの情報発信を担当している。
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