外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2025年7月11日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 中村勉

目次

▼10日(木)の為替相場
(1):さくらレポート公表
(2):米新規失業保険申請件数 4週連続減少
(3):FRB高官ら 利下げについて語る

▼10日(木)の株・債券・商品市場

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10日(木)の為替相場

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期間:10日(木)午前6時10分~11日(金)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):さくらレポート公表

日銀は7月の地域経済報告(さくらレポート)を公表。全国9地域すべてが「緩やかに回復している」「持ち直している」などとし、前回(4月)から景気判断を据え置いた。また、米国の関税政策を巡り、地方の製造業企業から「米国向け輸出が減少し、発注が減少することを懸念」などの声が上がった一方で、「駆け込み需要が見られており、輸出は高水準で推移」といった声もあった。

(2):米新規失業保険申請件数 4週連続減少

米新規失業保険申請件数は22.7万件と市場予想(23.5万件)に反して前週(23.2万件)から減少した。一方で、失業保険継続受給者数は196.5万人と1.0万人増加し2021年11月以来の高水準となった。

(3):FRB高官ら 利下げについて語る

米セントルイス連銀のムサレム総裁は、「関税の影響は今のところ軽微だが、6月から9月の間により影響が見え始めるだろう」と語り、「年末にかけて時間の経過とともに関税の総合的な影響を把握しやすくなるだろう」「完全な確実性でなくても、方向性を確信する上で十分な確信を得たい」と述べた。その後、米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は「現在の金融政策は引き締めすぎており、7月の利下げは検討可能」と述べたほか、サンフランシスコ連銀のデイリー総裁は「年内に2回の利下げが実施される可能性が高い」との見解を示した。

10日(木)の株・債券・商品市場

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