テクニカル分析

10週連続陽線となるか、今週は7.925が始値

 日足、ボリバン2σ上限を一時上抜く。7月30日-31日の上昇ラインがサポート。24年7月10日-25年7月31日の下降ラインが上値抵抗。5日線、20日線上向き。
週足、10週連続陽線となるか、今週は7.925が始値。ボリバン2σ上限。雲中へ。7月7日週-21日週の上昇ラインがサポート。24年7月8日週-25年7月21日週の下降ラインを上抜く。5週線、20週線上向き。
 月足、4月は下ヒゲ出し5月から3か月連続陽線。ボリバン中位へ到達。6月-7月の上昇ラインがサポート。24年5月-6月の下降ラインを上抜く。5か月線上向き、20か月線下向き。
 年足、2024年は4年振り対円で年足が陰線。今年は5月以降円と大接戦となったが現在はペソが円を上回る。23年-24年の上昇ラインを一時下抜くが上抜き返す。21年-22年の上昇ラインがサポート。

メキシコペソ見通し
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

VAMOS MEXICO

メキシコの弱点、債務を抱えるペメックスに数十億ドルを投入

 メキシコ財務省は今週、世界で最も負債を抱えるエネルギー企業である国営石油会社ペメックスに対する新たな財政救済策を発表した。
 政府は、ペメックスが当面の支払いを賄い、2025年まで操業を継続できるよう、70億~100億ドルの資金調達を目指し、特別な「資本準備債」を発行する予定である。ペメックスの負債は2025年3月末時点で1,011億ドルに達した。
 
ペメックスはメキシコ経済とエネルギー供給において大きな割合を占めており、同社が苦境に立たされれば、国全体がその影響を被ることになる。
一般のメキシコ国民や、エネルギーや政府の財政に注目している人にとって、ペメックスの苦戦は、問題を抱えた国営巨大企業を支えることの難しい選択とリスクを示している。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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