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ドル/円の見通し:151.00円を挟んだ展開
昨日のドル/円は終値ベースで約0.1%高い150.70円台で取引を終えた。自由民主党と日本維新の会による連立政権が発足する運びとなり政局不透明感が後退する中、日本株が大幅に値上がりしたことを受けて円売りが進む場面もあったが、上値は151.20円前後までにとどまった。本日は、臨時国会が召集され高市自民党総裁が第104代の首相に就任する見通しだが、為替市場における高市トレードの円売りはひとまずピークを越えたと見られる。当面は、高市内閣が打ち出す経済政策とその影響を見きわめたいとのムードが広がり、円相場の値動きは抑制される公算が大きい。一方、米国では中国との貿易摩擦や政府機関の閉鎖など不確実性の高い問題がくすぶっている。ドルは、トランプ米大統領の不規則発言などに振り回されやすい地合いが続きそうだ。本日のドル/円は151.00円を挟んだ展開を見込むが、明確な方向感は出にくいだろう。
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1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
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