毎年、新たに発売されるビジネス書は約6000冊といわれています。いったいどの本を読めばいいのか、迷ってしまう方も多いでしょう。
このコーナーでは、読書家が集まる本の要約サービス「flier(フライヤー)」で注目を集めたおすすめ書籍をランキング形式で紹介します。特にアクセスの多かったトップ3については本文で詳しく解説します。
2025年11月の月間ランキングでは、日々の生活や仕事にすぐに役立つ実践的な知恵が詰まった本が注目を集めました。特に1位にランクインしたのは、「いいことが起きる人」に共通するちょっとした習慣を紹介した一冊。不安やストレスを感じやすい今の季節だからこそ、多くの人が「気持ちを整えるヒント」に共感したのかもしれません。
それでは早速、注目のランキングを紹介します!
1位:『いいことが起こる人の習慣』(内藤誼人/PHP研究所)
2位:『頭の中がどんどん言葉になる瞬間言語化トレーニング』(荒木俊哉/SBクリエイティブ)
3位:『キーエンス 最強の働き方』(齋田真司/PHP研究所)
4位:『すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な”方法』(菅原洋平/文響社)
5位:『なぜ働く?誰と働く?いつまで働く?』(有山徹/アスコム)
6位:『正しい答えを導く質問力』(山口拓朗/かんき出版)
7位:『伝わるコツ』(山本渉/すばる舎)
8位:『精神科医が教える 休みベタさんの休み方』(尾林誉史/すばる舎)
9位:『なぜか機嫌がいい人がやっている100の習慣』(藤本梨恵子/明日香出版社)
10位:『できるリーダーが意思決定の前に考えること』(内田和成/日本経済新聞出版)
※本の要約サービス「flier(フライヤー)」の有料会員を対象にした、2025年10月25日〜2025年11月24日の閲覧数ランキング
小さな行動が“いいこと”を呼び込む
第1位に輝いた『いいことが起こる人の習慣』は、「いいことが起きる人」になるためのちょっとした心の整え方を紹介してくれる一冊です。著者の内藤誼人さんが心理学者としての知見を活かし、世界中の研究結果をもとにした実践的なヒントを41個集めました。読んだその日から始められるコツが満載で、気分が沈みがちなときにも、心が軽くなるアクションが見つかります。毎日をもっとポジティブにしたい方にぴったりです。
「言いたいことが伝わらない」を解消する108の実践ドリル
第2位には、『頭の中がどんどん言葉になる瞬間言語化トレーニング』がランクイン。「うまく言葉にできない」を解消したい人に向けて、単に理論を解説するのではなく、“トレーニング”で言語化力を鍛える構成です。108問ものドリルを通じて、言語化力が養えるよう設計されていて、気軽に取り組めるのに効果が高そうなのが魅力です。伝える力を磨きたいすべての人におすすめです。
発売日:2025年10月01日
ジャンル:スキルアップ・キャリア・自己啓発・マインド
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「愛されテク」で結果を出す!トップ営業の仕事術
3位にランクインしたのは、圧倒的な成果を出す企業として知られるキーエンスの営業ノウハウを解説した『キーエンス 最強の働き方』です。著者の齋田真司さんは、入社時「同期ビリ」からスタートしながら、全社トップを何度も獲得した人物。成功のカギは「人に好かれる力」、すなわち“愛されテク”です。誰とでも信頼関係を築き、効率よく成果を出すその秘訣は、どの業界でも通用する普遍的なスキル。仕事も人間関係もレベルアップしたい人に必読の一冊です。
読みたい本は見つかりましたか?
話題の本から定番の本まで、ランキングには多くの人の悩みに応えてくれる書籍がランクインしました。気になる本が見つかったら、ぜひお手に取ってみてください。
来月はどんな書籍がランクインするのでしょうか。次回の結果もお楽しみに!
flier編集部
本の要約サービス「flier(フライヤー)」は、「書店に並ぶ本の数が多すぎて、何を読めば良いか分からない」「立ち読みをしたり、書評を読んだりしただけでは、どんな内容の本なのか十分につかめない」というビジネスパーソンの悩みに答え、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しているサービスです。通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されているほか、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。
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