外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2026年1月9日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉

目次

▼8日(木)の為替相場
(1):日本実質賃金大幅に落ち込む
(2):豪貿易黒字縮小
(3):米貿易赤字 約16年ぶりの低水準
(4):FRB議長決定はダボス会議前後

▼8日(木)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:156.00円付近はサポートになりそう/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

8日(木)の為替相場

外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

期間:8日(木)午前7時10分~9日(金)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):日本実質賃金大幅に落ち込む

日本11月毎月勤労統計で現金給与総額は前年比+0.5%と市場予想(+2.3%)を大幅に下回り、2021年12月以来の低い伸びとなった。名目賃金から物価変動の影響を除いた実質賃金は前年比-2.8%と大幅に落ち込み、11カ月連続でマイナスとなった。

(2):豪貿易黒字縮小

豪11月貿易収支は29.36億豪ドルの黒字となり、黒字額は市場予想(50.00億豪ドル)を下回った。金属鉱石や金(ゴールド)を中心に輸出が減少(前月比-2.9%)したことが響いた。

(3):米貿易赤字 約16年ぶりの低水準

米10月貿易収支は294億ドルの赤字と2009年6月以来の低水準となった。赤字額は市場予想(587億ドル)も大幅に下回った。輸入が前月比-3.2%の3314億ドル、輸出は+2.6%の3020億ドルだった。また、米新規失業保険申請件数は20.8万件と前週(20.0万件)から増加したが、市場予想(21.2万件)より少なかった。これよりに発表された米12月チャレンジャー人員削減数は3.55万人と前月(7.13万人)から減少。前年比でも-8.3%だった。

(4):FRB議長決定はダボス会議前後

ベッセント米財務長官は、トランプ大統領がスイス・ダボスで開かれる世界経済フォーラム(1月19-23日開催)に出席する計画であることに触れ、連邦準備制度理事会(FRB)議長人事の決定時期は「その直前か直後になる可能性がある。1月中だと思う」と語った。また、ハセット米国家経済会議(NEC)委員長とウォーシュ元FRB理事に加え、ウォラーFRB理事とブラックロック幹部のリック・リーダー氏の4人が引き続き候補者であることも明らかにした。そのほか、FRBの政策金利について「現在の金利水準は中立金利を依然として大きく上回っている。景気抑制的なスタンスであるべきではないと考えている」と発言。その上で、適切な金利水準については「多くのモデルでは2.50-3.25%程度を示すだろう」と語った。