この記事は2026年1月20日(火)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
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2026年1月20日(火)の午後12時半時点に現役トレーダーの小林芳彦さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

小林芳彦
1979年慶応義塾大学商学部卒、同4月株式会社協和銀行入行。 外国為替研修生・営業店外国為替業務経験後、1987年から本店資金為替部調査役。 インターバンク(フォワード)ディーラー・カスタマーデスクヘッドなどを歴任後、1989年10月よりクレディスイス銀行(資金為替部長)、1997年クレディスイス・ファーストボストン銀行(シニアセールス)、1998年バイエリッシェ・ヒポ・フェラインス銀行(為替資金部長)、2001年バンク・オブ・アメリカ(為替資金部営業部長)で数十社の法人顧客を担当。

現在の為替相場の傾向や相場観

先週米ドル/円は159.45円付近の高値をつけたが、今週はこの高値を超えないのではないかという気がしている。

156円台や現在の価格である157円台などで介入が入ることはないと思うのだが、158円台後半や159円台に乗ってくると介入の可能性は非常に高まってくる。さらに160円台を狙う動きが出たとしたら実弾の介入が入るだろう。

片山財務相がかなり強めの円安牽制を行っているため、軽視は出来ない。

また今週はスイスでダボス会議が開催中だが、そこで片山財務相とベッセント財務長官は顔を合わせる。よって、両者が介入の話をすることも環境的に可能であるため、ディーラーが160円を目指して買い上がろうという意識にはあまりなれないのではないだろうか。

また、IMMのポジションのレバレッジ(商品投資顧問やヘッジファンドなど)の数値が、先週13日(火)付けでショート(円売り)が14万2519枚に増えている。こちらは1週間で3万1000枚もの増加だ。

前週は8800枚の円ロングだったが、現在は4万5000枚の円ショートになっている。よって介入でも入れば結構効果はありそうだ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

今週の米ドル/円予想レンジは、155.50~159.50円。戦略的には、押し目買い。介入期待のショートを振ることはリスキーだと考えている。

そのため156円台や157円台では引きつけて押しを買い、158円台のミドルを超えてからは追いかけて買わないよう、しっかり利食って行くようなロング回転をしていきたいと考えている。

▽米ドル/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。