この記事は2026年1月20日(火)に「羊飼いのFXブログ」公開された「志摩力男氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
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2026年1月20日(火)の午後14時過ぎに現役トレーダーの志摩力男さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006〜2008年ドイツ証券など、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任。そのあと、香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立後は世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現役トレーダーとして活躍中。

現在の為替相場の傾向や相場観

経済というのは基本的に、各国の自立成長率や金利の推移、インフレ率の推移がどうか、というものからなっている。ただ今年はこうした分析よりも「政治イベント」でマーケットが大きく動く年となりそうだ。

実際、現在もグローバルには米国のグリーンランド領有問題、そして日本においては、高市首相による突然の衆議院解散。次期政権がどうなるのか、ここで大きく相場が変わってくると考えている。

グリーンランド領有問題に関しては、多くの人はいずれ欧州が妥協して米国がグリーンランドを領有すると思っているだろうが、あれだけ大きな土地をわずかなお金(7,000億ドル)で譲り渡すことはあり得ないだろう。

欧州にとって米国がいつも味方である可能性はないので、欧州は売却には徹底的に抵抗すると見ている。

軍事衝突の可能性も出てきているが、そのときドルはどうなるのかということに関しては、欧州は米国から資金を引き上げることでドル安が進むというシナリオは充分あり得るだろう。

もしそうなった場合ユーロ/米ドルは1.25ドルよりもっと上に行く可能性も当然ある。

現在の為替相場の戦略やスタンス

日本においては総選挙の結果がどうなるのかだが、中道という新党が出来たため、全く想像がつかなくなってしまった。

マーケットは高市政権がより力を得るという前提で動いているため、たとえば議席数が今よりわずかに上回ったというだけでは高市トレードの継続は難しいだろう。

選挙後の政界再編、自民党分裂もあり得る大きなイベントとなるため、やはり選挙前に利食いをしておこうという動きは強まりそうだ。

54,000円といった高い日経平均はバリエーション上正当化しうるのか、そう考えたとき日経平均が下方圧力にさらされるような気がする、米ドル/円もやや下向きの力が掛かるかもしれない。

もし万が一高市政権が負けて中道が政権を取るとなると、1日にして日経平均が1万円落ちることもあり得るだろう。

▽ユーロ/米ドル 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。