外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2026年4月3日8時10分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉

目次

▼2日(木)の為替相場
(1):豪貿易収支 予想を大幅に上回る
(2):米大統領演説
(3):米新規失業保険申請件数 予想を下回る
(4):イラン「オマーンとホルムズ海峡航行監視の議定書」作成へ

▼2日(木)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:指標発表直後は値動きが荒くなる可能性/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

2日(木)の為替相場

外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

期間:2日(木)午前6時10分~3日(金)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):豪貿易収支 予想を大幅に上回る

豪2月貿易収支は56.86億豪ドルの黒字となり、黒字額は市場予想(28.50億豪ドル)を大幅に上回った。金(ゴールド)の輸出が急増した一方、輸入が急減したことなどが影響した。

(2):米大統領演説

米国のトランプ大統領は国民向けに演説を行い、イランへの軍事作戦の正当性を強調。その上で「中核的な戦略目標はまもなく達成される」「我々はイランを打ち負かし、完全に壊滅させた。彼らは軍事的に、経済的に、あらゆる面で壊滅状態にある」などと主張した。一方で、戦闘終結に向けたイランとの協議で合意が成立しなければ、「極めて激しい打撃を与える」「今後2-3週間のうちに、イランを石器時代へと逆戻りさせるつもりだ」と述べ、攻撃の激化を予告した。その後イランはイスラエルに向けてミサイル攻撃を行ったと発表。トランプ大統領が演説で「イランは壊滅状態にある」と述べたことに反発したと見られる。

(3):米新規失業保険申請件数 予想を下回る

米新規失業保険申請件数は20.2万件と市場予想(21.2万件)を下回り、前週(21.1万件)から減少。これにより、4週平均の申請件数は20.8万件となった(前週時点21.8万件)。同時に発表された米2月貿易収支は573億ドルの赤字だった(予想606億ドルの赤字)。

(4):イラン「オマーンとホルムズ海峡航行監視の議定書」作成へ

イラン国営通信が「イランはオマーンとホルムズ海峡の航行状況を監視するための議定書を作成している」と報じた。「当然ながら、これらの要件は制限ではなく、この航路を航行する船舶の安全を促進・確保し、より良いサービスを提供することを目的としている」とするガリババティ・イラン外務次官の発言も伝わった。