主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。
作成日時 :2026年4月7日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也
目次
▼6日(月)の為替相場
(1):米・イラン停戦条件について協議
(2):ISM非製造業景況指数 前月から低下
(3):米大統領発言
(4):クリーブランド連銀総裁「金利をかなりの期間据え置くのが望ましい」
▼6日(月)の株・債券・商品市場
▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:160円台回復を試す場面がありそう/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント
6日(月)の為替相場
期間:6日(月)午前7時00分~7日(火)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):米・イラン停戦条件について協議
米ニュースサイトのアクシオスは「米国、イラン、および中東湾岸地域の仲介国グループが45日間の停戦条件について協議している」と報じた。また、「2段階の合意条件について協議しており、第1段階では45日間の停戦が実施され、その間に戦闘の恒久的な終結に向けた交渉が行われる予定」とも伝わった。 その後、イランの国営イラン通信(IRNA)は「イランはパキスタンを通じ、停戦案を受け入れないとの回答を米国側に示した」と報じた。
(2):ISM非製造業景況指数 前月から低下
米3月ISM非製造業景況指数は54.0と市場予想(54.9)を下回り、前月(56.1)から低下。構成指数では仕入れ価格が70.7へと急上昇し2022年10月以来の高水準となった。一方で雇用は45.2と2023年12月以来の水準に悪化し、3カ月ぶりに好不況の分岐点となる50.0を下回った。
(3):米大統領発言
トランプ米大統領は「火曜日の期限は最終的なものだ」として、「イランの提案は大きな一歩だが十分ではない」「イランが譲歩せぬなら、橋と発電所はなくなる」と述べた。トランプ大統領はその後、イランを巡り「一晩で国全体を壊滅させることも可能であり、それは明日の夜になるかもしれない」と発言。米東部時間7日午後8時の期限を再び延長する可能性については「極めて低い」とした。
(4):クリーブランド連銀総裁「金利をかなりの期間据え置くのが望ましい」
米クリーブランド連銀のハマック総裁は、政策金利を「かなりの期間」据え置くのが望ましいとの考えを示した。また、状況によっては金利を上下いずれの方向にも動かす必要が生じ得るとし、「労働市場が顕著に悪化した場合、利下げが必要となるシナリオも想定できる」と語った。そのうえで、「インフレが連邦準備制度理事会(FRB)の目標である2%を上回る水準に根強くとどまった場合、利上げが適切となる可能性がある」との見解を示した。