この記事は2026年4月21日に「CAR and DRIVER」で公開された「フロントフェイスを刷新した軽EVの日産サクラが受注を開始。発売は本年夏を予定」を一部編集し、転載したものです。
日産がマイナーチェンジを図った軽規格の電気自動車「サクラ」の注文受付を開始。G/Xグレードのフロントフェイスにはボディカラーと同色のカラードグリルを採用。新ボディカラーとして水辺に咲く桜が水面に映る情景を映し込んだ「水面乃桜-ミナモノサクラ-」を設定。充電ポートリッドや充電コネクタにはいたずらを防止するためのロック機構も追加
日産自動車は2026年4月16日、軽規格の電気自動車「サクラ」をマイナーチェンジし、同日より全国の日産の販売会社で注文の受付を開始した。発売は本年夏を予定する。
車種展開は以下の通り。
S:244万8600円
X:259万9300円
G:299万8600円
なお、サクラは全グレード一律で令和7年度補正予算「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」58万円の対象となり、補助金を活用した場合の実質購入価格は約187万円(消費税込み)からとなる。
今回の改良は、より上質で華やかなエクステリアデザインへと刷新するとともに、使い勝手の向上などユーザーのニーズに応える改良を実施して、軽EVとしての魅力度をいっそう高めたことが特徴である。
まずエクステリアでは、GおよびXグレードのフロントフェイスにボディカラーと同色のカラードグリルを採用し、カッパー色をあしらった新デザインのフロントバンパーをアクセントとして組み合わせることで、より上質で華やかなマスクを創出する。また、足もとには新造形の15インチのアルミホイールを装着。日本の伝統美を感じさせる水引のテーマを継承しながら、より大きく、ダイナミックな印象を与えるデザインに変更した。
ボディカラーに関しては、水辺に咲く桜が水面に映る情景を色に落とし込んだ新色の「水面乃桜-ミナモノサクラ-」とスターリングシルバーを組み合わせた2トーンカラーをはじめ、全10種類をラインアップしている。
使い勝手の面では、充電ポートリッドと充電コネクタにいたずらを防止するためのロック機構を追加したことがトピック。また、100V AC電源(1500W)をラゲッジルームとインストルメントパネルの2カ所に配備して、家電製品の使用のみならず、災害時や企業のBCP対策として、移動可能な給電車として活用できるようアレンジする。さらに、クルマに近づくと自動でロックを解除する「接近時アンロック機能」と、降車後にクルマから離れると自動でロックをする「降車時オートロック機能」、人や荷物の置き去りを防ぐ「後席リマインダー」を組み込んで、日常での使い勝手を向上させた。ほかにも、助手席側へのカップホルダーの追加や、エアコンの風向性能の改良、使いやすい位置へのドライブモードスイッチの移設などを図って、利便性をいっそう高める。なお、Xグレードには人気装備のインテリジェントアラウンドビューモニターや前席ヒーター付シート、ステアリングヒーターを標準化し、Sグレードにはバックビューモニターなど日常使いに十分な標準装備を備えつつ、リーズナブルな価格設定とした。
パワートレインは基本的に従来を踏襲し、最高出力47kW/2302~1万455rpm、最大トルク195Nm/0~2302rpmを発生するMM48型モーターと減速機、DC/DCコンバータをフロントに、総電力量20kWhを確保したユニバーサルスタック構造のリチウムイオン電池をフロア下に配備して前輪を駆動。一充電走行距離はWLTCモードで180km、交流電力消費率は同モードで124Wh/kmを成し遂げている。
(提供:CAR and DRIVER)