外為どっとコム トゥデイ
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2026年6月9日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也

目次

▼8日(月)の為替相場
(1):イランがイスラエルへミサイル発射
(2):日本GDP 下方修正
(3):イランとイスラエルが攻撃応酬
(4):MPC委員「金利を引き上げる必要はない」
(5):イラン、イスラエル 互いに攻撃を停止

▼8日(月)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の予想レンジ/ ▼ドル/円の見通し:利上げ期待がドルの下値を支える/ ▼注目の経済指標・イベント

8日(月)の為替相場

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期間:8日(月)午前7時00分~9日(火)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):イランがイスラエルへミサイル発射

イスラエルがベイルート南郊の親イラン勢力ヒズボラの司令部を攻撃したことへの報復として、イランが7日夜(日本時間8日早朝)にイスラエルに向けてミサイルを発射したと伝わった。週末の間には米国とイランが攻撃を応酬したことも伝わっており、週明けはリスク回避の動きが優勢となった。ドル/円は前週末終値よりもやや円安・ドル高水準で、クロス円はストレートドルが下落した影響から前週末終値よりも低下して取引が開始された。また、トランプ米大統領はイランによる攻撃後にイスラエルのネタニヤフ首相と電話会談をし、「報復攻撃をしないように要請した」と伝わった。

(2):日本GDP 下方修正

日本1-3月期国内総生産(GDP)改定値は前期比年率+1.8%と市場予想(+1.4%)こそ上回ったものの、速報値(+2.1%)から下方修正された。企業による設備投資が前期比-0.7%と速報値(+0.3%)から下方修正されたことが要因となった。個人消費は速報値と同率となる前期比+0.3%だった。

(3):イランとイスラエルが攻撃応酬

イランのイスラエルへの攻撃に対して、イスラエル国防軍がイラン国内の軍事施設を報復攻撃した。その後、イランがイスラエルに向けてミサイルを発射し、イランの支援を受けるシーア派はイスラエルに向けてミサイルを発射したと表明し、「紅海におけるイスラエル船への封鎖」を発表した。

(4):MPC委員「金利を引き上げる必要はない」

英中銀(BOE)の金融政策委員会(MPC)のテイラー委員は現在の金利水準は「かなり引き締め的」だとして、「金利を引き上げる必要はない」との見解を示した。テイラー委員は2月のMPC(3.75%に据え置き)では25bp(0.25%ポイント)の利下げを主張したが、イラン戦争勃発後は2会合連続で金利据え置きを支持していた。

(5):イラン、イスラエル 互いに攻撃を停止

イランのファルス通信はイラン革命防衛隊がイスラエルに対する軍事作戦の終了を宣言したと報じた。その後イスラエルのネタニヤフ首相は「イスラエルは当面、イランへの攻撃を控える」「イランが再び攻撃してきた場合、強力な力で応戦する」と語った。一方で、イスラエルのニュースメディアN12は「レバノンへの空爆は継続する見通し」と報じた。