この記事は2026年6月21日に「CAR and DRIVER」で公開された「SUBARUらしさ全開! レヴォーグ・レイバックS:HEVは忘れかけていた“WAGON LIFE“を演出してくれる!」を一部編集し、転載したものです。
都会にも似合うファッション性。これはニュースだ!
SUBARUは2026年6月4日、レヴォーグ(363万〜468万6000円)とレヴォーグ・レイバック(405万9000〜424万6000円)の一部仕様を変更。合わせてレヴォーグ・レイバックにストロングハイブリッドモデルの「S:HEV」を追加設定すると発表し、ティーザーサイトを公開した。S:HEVモデルの発売は2026年7月を予定している。
新登場のレイバックS:HEVは2.5リッター水平対向4気筒直噴エンジンを核としたハイブリッドパワートレーンを搭載。爽快で力強い走りと良好な燃費がポイント。国内ではクロストレック、フォレスターに続く3台目のS:HEV採用モデルとなる。S:HEVはエンジンが160ps/209Nm、モーターは119.6ps/270Nmを発揮し、エンジンとモーターの「いいとこ取り」で力強いパフォーマンスと良好な燃費を実現。現時点で燃費数値は未公表だが、フォレスターS:HEV(18.4km/リッター)とほぼ同等と考えられる。なお燃料指定はレギュラーで、駆動方式はもちろんAWD。駆動用バッテリー容量は1.1kWhでEVドライブモードを備えている。
ラインアップは、本革ナッパレザーとタンカラー内装を採用するプレミアムS:HEV EXと、ブラックのエクステリアパーツと黒内装を特徴とするプレミアムBLACK S:HEV EXの2グレード構成。気になる価格はレイバック(1.8リッターターボ)の「リミテッドEX」の405万9000円に対し10万円台後半~40万円台後半の上乗せという。フォレスターの「プレミアム」(464万2000円)を下回る見通しだ。
意外にリーズナブルと感じるのは、巧みな装備の見直しが効いている。S:HEVは1.8リッターターボ車には標準のハーマンカードンサウンドシステム(専用10スピーカー)、リアシートヒーター、ハンズフリーオープンパワーリアゲート。スマートビューミラーなどがメーカーオプション扱い。リアシートのリクライニング機構も省かれている。とはいえ基本装備は充実しているし、必要ならば装着可能なのだから車両価格を抑えたのはユーザーフレンドリーといえる。
スタイリングはスッキリとした印象。S:HEVモデルは専用グリルとエアインテークレスのボンネットを採用し、上質なワゴンイメージを強調した。しかも最低地上高を180mmと1.8リッターターボ車比でやや低め、車高1550mmを実現。一般的な立体駐車場にも対応するマルチユース性を実現している。低めの車高は、広いラゲッジスペースにお気に入りの遊び道具を積み込む際にもメリットを発揮する。足回りはスポーティな走りと悪路走破性をバランスさせた設定。S:HEVは走りもなかなかのレベルに仕上げられている。
SUV全盛の中、かつてSUBARUのお家芸だったワゴンタイプは少数派となっている。今回のレヴォーグ・レイバックS:HEVはSUVの機能と、ワゴンの豊かさをうまくバランスさせたのが魅力。オールラウンドに使えるワゴンがほしいと考えていたユーザーにも刺さりそうだ。ワゴン、そしてSUV作りに豊富な経験を持つスバルらしさ全開の1台といえる。ボディカラーは、セラミックホワイト(写真)など全色7色。ディーラーオプションでさまざまなスタイルアイテムが充実しているのもポイントだ。
なお標準車の仕様変更では、Si-DRIVEの全モード制御を見直したほか、スマートリアビューミラーを標準装備。コネクティッドサービス「マイスバルコネクト」にリモートハザード機能が追加された。この機能により遠隔操作でハザードランプを点滅させ広い駐車場などで自車の位置を素早く特定できるようになった。またインテリアも一部変更された。
フォトギャラリー
(提供:CAR and DRIVER)