1月8日、ファーストリテイリング <9983> が平成27年8月期第1四半期決算短信[IFRS]を発表した。これによると売上収益は4,795億万円(前年同期比23.3%増)、営業利益913億円(同39.9%増)、四半期利益727億円(同63.5%増)になり、全てのセグメントにおいて増収増益を達成した。
平成27年8月期通期における当期純利益連結業績予想1,000億円に対して進捗率は72.7%となっている。国内では9月からの気温低下により秋冬物商品の立ち上がりが早く、また冬物コア商品の販売が好調だった。
海外ユニクロ事業が大幅な増収増益
一方、海外でもユニクロ事業の売上収益が1,680億円(同47.3%増)、営業利益が243億円(同57.2%)と大幅な増収増益となった。海外において、積極的に店舗を展開、同期間では店舗数の純増数が62店舗となり、11月末の店舗数は695店舗に及ぶ。今後も海外におけるユニクロブランドの認知度向上を図るとともに、ジーユー事業、セオリー事業を積極的に展開する予定だ。
3年後の売上高2兆5,000億円という目標必達に向けて今後どのような手を打ってくるのか注目が集まる。
(ZUU online)
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