東京ガスは8日、燃料電池自動車向けの水素の販売価格を1100円/kg（税抜き）に決定したと発表した。

東京ガスは実証事業として、「千住水素ステーション」（東京都荒川区）と「羽田水素ステーション」（東京都大田区）の建設・運転を行ってきた。

そして2014年12月に「練馬水素ステーション」を開所。経済産業省資源エネルギー庁が同6月に発表した「水素・燃料電池戦略ロードマップ」の中で掲げた販売価格の実現に向けて、販売する水素の価格を検討していた。

燃料電池自動車は水素で走り、CO2を一切排出しないため、環境にやさしい「究極のエコカー」として普及が期待されている。

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