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投資家にとっての株主優待とは、従来の長期保有に対する動機付けになっているばかりでなく、今や新規に株を取得する動機にも大きく影響を与えている。そこで、2014年12月に株主優待制度を新設した企業と、既存の株主優待制度を拡充した企業を中心に、株式保有が楽しみになる株主優待制度を実施する企業をまとめた。

おすすめの新設株主優待6選

まずは、2014年12月に株主優待を新設した企業から。

1社目は、インターネット上の料理レシピ投稿及び検索サイトの大手、クックパッド <2193> は、『クックパッドプレミアムサービス』と称して100株以上の株主に対して1年間の無料クーポンが提供される。これは同社サービスの3,600円に相当する。権利確定の基準日は12月末日。

2社目は、同じくIT企業でEビジネスやEコマースを手がけるトライアイズ <4840> 。100株以上の保有で1,000円相当のクーポン券がもらえる。さらに5,000株なら30%FF、10,000株なら40%OFFになる割引チケットも提供されている。基準日は12月末日なので、2014年12月末日の段階で株主になっていることが条件。

3社目は、切削工具や耐摩工具の専門商社である大阪工機 <3173> 。保有株式数に応じて世界各国の特産品から選べるカタログギフトがもらえる。権利確定は2015年3月末日。

4社目は、土木や環境用コンクリート製品のメーカーである三谷セキサン <5273> 。2015年3月末日の時点で100株あたり2,000円分のQUOカードがもらえる優待を新設する。

5社目、人材や広告情報サービス企業の学情 <2301> もQUOカードがもらえる株主優待を新設する。2014年10月末の時点で同社株を保有している株主に対して100株あたりQUOカードが500円分提供される。

最後の6社目は、ビューホテルブランドを展開している日本ビューホテル <6097> 。同社が運営するホテルなどで利用できる500円分の金券が保有株式数に応じてもらえる。こちらは年に2回の優待となっており、2015年4月末、10月末がそれぞれの権利確定日。


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