ブラジルレアルは有望な投資先-コモディティ通貨として脆弱性

(写真=Thinkstock/Getty Images)

BRICsの一角をなし、南米最大の国土と経済規模を持つ国として存在感を高めているブラジル。近年ではサッカーW杯や来年開催されるリオ五輪など、世界的なスポーツイベントも手伝って経済成長が続く新興国だ。そのブラジルの通貨が「ブラジルレアル」。

日本からちょうど地球の反対側という距離もあって、その通貨がレアルであることすら知らない人もまだまだ多い。そんな遠い存在のブラジルレアルが、近年は有望な投資先として注目されるようになってきている。ブラジルレアルとはどんな通貨なのか、投資における注意点などをまとめた。


新興国としてのブラジルの魅力

BRICsのBはブラジルの頭文字である。ブラジルが世界有数の新興国であることは世界共通の認識だ。南米最大の経済規模を誇り、全体的な経済成長の傾向が見られる南米経済の中心的な存在でもある。

ブラジルの人口は現在、2億人を超えており、世界第5位である(2015年現在)。 現在も人口増加が続いていることから、経済成長が続けば中国のような発展を遂げる可能性も秘めており、BRICs最後の砦として有望な投資先というのが一般的な見方である。

ブラジルの政策金利は高い水準にあり、経済成長の著しい新興国によく見られる高金利通貨としてのイメージが強い。そのため、高金利を狙った中長期的な投資妙味も十分にある。