（モバイルファクトリー
HP
より）
3月26日にモバイルファクトリー <3912> の上場が控えている。ソーシャルアプリ事業・モバイルコンテンツ事業・楽曲制作を手掛ける情報・通信業の会社で、着メロ制作・配信からスタートし、株式会社オプト <2389> の連結子会社である。オプトは同社の39.6%株式(議決権比率40.8%)を保有し、第2位の大株主であるが、ロックアップ解除後は、大幅に売り出しに出てくると予想されている。
2003年4月にモバイルファクトリーとして組織を変更、2004年からはモバイルアフィリエイト事業を展開、2006年にオプト社と資本・業務提携を強化してからは、ソーシャルアプリサービスもリリース。最近のスマホの位置情報を活用したモバイル位置情報連動型ゲーム「駅奪取PLUS」などは、地域イベントと連携した配信で、利用者を楽しませつつ効果をあげているようだ。他方ノベル型ゲーム、ネイティブアプリなど、ユーザーが中心となるストーリー展開と、感情移入ができるゲーム、占いサイトなど利用者を上手く引き込む運営を行っている。
業績は順調に拡大している。特に2011年12月期からの利益拡大が著しい。2014年12月期売上高15億4000万円、経常利益2億円(前年同期比52.5%増)、純利益1億1800万円(同73.5%増)である。2013年12月期売上高15億5300万円(同34.7%増)、経常利益1億3900万円(同2.4倍)、純利益6800万円(同約3倍)であった。公開株式数は1,081,000株。
（ZUU online）
