ドラッグストア大手のツルハホールディングス <3391> と四国・中国地方を中心にスーパーマーケットを展開するフジ <8278> は4月13日、同地方でドラッグストアを展開するレデイ薬局 <3027> に対して、TOB(株式公開買い付け)を実施する、と発表した。

フジとツルハホールディングスは、TOBを2段階で実施して全株式の取得を目指す。第1段階は5月18日までに1株800円で買い付け、第2段階として7月13日までに1株1000円で買い付ける予定。

完了した場合にはフジが49%(現在34%)、ツルハホールディングスが51%を取得。レデイ薬局は上場廃止となる見通し。

ツルハホールディングスは積極的なM&A(合併・買収)で店舗網を拡大しており、2015年2月の決算では、純利益が前年比27%増の142億円の実績となった。グループで今年4月現在、北海道から九州にかけて1377店舗を展開している。

レデイ薬局は四国・中国地方を中心に今年2月末時点で調剤薬局やドラッグストア約201店を展開している。ツルハは13年に中国地方のドラッグストア運営会社を子会社化するなどしており、四国・中国地方で営業地盤をさらに強化する見通しとなった。(ZUU online 編集部)

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