欧米系の格付け会社「フィッチ・レーティングス」が4月27日、日本国債の格付けを「シングルAプラス」から1段階下の「シングルA」に引き下げた。21段階のうち上から6番目となる格付け。今後の見通しは「安定的」とした。
日本政府は消費税率引き上げ延期を決めたものの、2015年度予算で税収の落ち込みを補う穴埋め策をしなかったことなどが理由。
同社が日本国債の格付けを引き下げたのは12年5月以来。昨年12月に格下げの可能性を示していた。
日本国債の格付けでは、米格付け会社「ムーディーズ・インベスターズ・サービス」も昨年12月、消費増税の延期などによる財政の不確実性などを理由に1段階引き下げている。(ZUU online 編集部)
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