NTTドコモ <9437> は4月28日、2015年3月期の決算を発表した。営業収益が前期比1.7%減の4兆3833億円、営業利益が22%減の6390億円、純利益が11.8%減の4100億円だった。端末機器販売などは増加したが、割引の拡大や新料金プランの減収が響いた。
通信事業では営業収益が3兆6546億円で前期比4.5%減だった。携帯電話契約数は前期比から349万増の6660万件。端末機器販売収入は増加したが、割引制度「月々サポート」や新料金プランの「カケホーダイ&パケあえる」の減収が影響してモバイル通信サービスの収入が減少、営業利益では21.7%減の6361億円となった。
2016年3月期については、連結純利益が前期比14.6%増の4700億円になる見通しとした。売上高に当たる営業収益についても、スマホ利用者の増加やパケット利用の拡大などから2.9%増の4兆5100億円を見込む。営業利益は6.4%増の6800億円想定する。(ZUU online 編集部)
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