(写真=ZUU online 編集部)
テーマとしては「クラウド化するBtoBサービスの世界」です。ご存知の方が多いかと思います。クラウドというのはもともとは「雲」の方のクラウドという内容でした。もう一つあります。英語にすると発音が違うんですが、日本にすると一緒になるクラウドという「群衆」という要素も同じように混在されて使われているのが、現状かと思います。
クラウドの特徴で、どんなデバイスでも、いつでもどこでも出してこれるというような世界にどんどんなっています。今までは、ダウンロード型で各PCにしか、ローカルにしかデータがありませんでした。これが、完全にインターネット上、クラウド上でデータがやりとりできます。そこに格納され、ソフトウエアのアップデートとかも全てインターネットさえつながっていれば、取り出せるようになっています。
これの大きいのがアップデートですよね。今までパッケージソフトですと、例えば一年に一回店頭に出していたものが、例えば我々ですと週に2回機能をどんどんアップデートしていきますので、技術革新、サービス革新のスピードが全く違う世界になるというところが特徴です。
さらには、実際に起こっていることが、全てのサービスがクラウドになっていくという風に僕は思っていまして。メールであるとか、文書、表計算、サーバー、データ保管といったような、企業活動の非常に重要な部分が、GoogleApps であるとか Amazon AWS だとか、Dropbox であるとか、そういったクラウドで提供される形になっていくと。
例えば、アメリカでは、金融機関もクラウドのデータサービスを使っています。マネックス証券も Amazon のウェブサーバーを導入したという風に発表が出てましたが、まさにそういった形でどんどん広がってきております。