多様な軸でとらえるクラウドの可能性
まずは例えば、「クラウド×顧客管理」という軸ですと、今回出展いただいていますけれども、セールスフォースさんというのは、顧客とのリレーションを、会社の営業の効率を全く変えていくというようなサービスです。我々も実際にセールスフォースを使わせていただいているんですけど、それまで、マイクロソフトのエクセルで管理しているとぐちゃぐちゃになってしまって、どのお客様がどういう状況にあって誰がどういうふうにアプローチしていてというのが分からなくなっていました。けれども、セールスフォースさんを使うと飛躍的にそれが改善する。
次に、「クラウド×働き方」という軸ですと、個人の働き方を変えると。今まで正社員という働き方から、派遣社員という働き方になり、それがクラウドソーシング的な、地方でも場所と時間を選ばないような、いつでもどこでも働けると、働き方の自由さが増す。なので、当然お子さんがいらっしゃる主婦の方も、働ける時間が使えるという形で変わってきます。
もうひとつ、「クラウド×サービス」と言う軸ですと、リクルートが開発を進めているようなエアレジさんとか、サービス業、飲食業とか、利用とかそういった形態もどんどん変わっていきます。アイパットのレジ、無料で使ってレジのデータも全部入ってきて、それが会計に流れたり、そのデータは顧客管理にもつながるので、それがマーケティングで、例えばあなたはここのこういう…例えばホットペッパーに出稿したほうがいいよ、とか、そういうのを教えてくれると。こういうのもどんどんクラウドで変わっていくと。
