イオン, 楽天, オムニチャネル, イトーヨーカドー

オムニチャネルとは、発祥の地である米国ではOmni-Channel Retailingと呼ばれているもので、すべての購買チャネルにおいて、シームレスな顧客体験を実現することである。2000年代初頭にCRMにおいて顧客接点統合が問題になったが、現状ではモバイルインターネットデバイス、PC、クリックアンドモルタル、レガシーメディア、DM、カタログなど、考えられる顧客との接点のすべてにおいてつながることを意味している。


リテールビジネスにはオムニチャネル戦略が必要不可欠

インターネットが国内に普及して既に20年以上の歳月が経過しているが、ここ数年でスマートフォンの普及が世帯ベースで60%を超えており、都市部ではさらに高い普及率を示していることからECサイトでの売り上げを無視することはできない。リテールのビジネスとしてはリアル店舗同士の競争だけではなく、オンラインを含めたビジネスでの総合的な競争の時代を迎えているのである。

こうしたオムニチャネル戦略を実践していくために、国内リテール各社はすでにプロモーションを展開し始めている。そのきっかけとなるのがポイント連携プログラムである。