データのニューディール政策

この問題へのアプローチはすでに始まっている。アメリカのマサチューセッツ工科大のペントランド氏は、「データ・ニューディール政策」が必要だと述べている。一般消費者が、自分自身の個人情報を保有する権利を持つこと、個人情報の利用方法をコントロールできること、個人情報を破棄することも、他者と共有することもできることなどを実現するように呼びかけているものだ。

IoT時代では情報が鍵だ。しかし、その情報の背後には、必ず個人が存在している。個人情報の保護がおざなりにされれば、政治からの圧力がかかり規制が始まるかもしれない。

そうなれば、せっかくのテクノロジーを活かすことができなくなる。IoTと個人情報の問題は、これからも重要な課題となっていくだろう。(ZUU online 編集部)

【関連記事】
1億ドル超えも?世界のスポーツ選手長者番付トップ20
日本人大富豪ランキング トップ20の顔ぶれはこれだ!
日経新聞・四季報などがネット上で全て閲覧可!?その意外な方法とは
1〜3月のGDP、2期連続のプラスに
10万円以下でも買える?2015年の目玉LINE株を上場前に買う2つの方法