MIRAI
(写真=ホームページより)

5月25日、パテント・リザルトは独自に分類した自動車メーカーの企業を対象に、2014年の特許審査過程において他社特許への拒絶理由として引用された件数を企業別に集計した「自動車メーカー 他社牽制力ランキング2014」を発表した。

この集計により、直近の技術開発において競合他社が権利化する上で、阻害要因となる先行技術を多数保有している先進的な企業が明らかになった。

【自動車メーカー 他社牽制力ランキング2014 上位10社】

10位 ダイハツ工業…391件
9位 スズキ…591件
8位 三菱自動車工業…674件
7位 富士重工業…682件
6位 ヤマハ発動機…793件
5位 豊田中央研究所…980件
4位 マツダ…1353件


3位 本田技研工業…3368件

最も引用された特許は、「自動三輪車などの揺動型車両の揺動制御」に関する特許(特許第4583741号)で、後発の特許8件の審査過程で拒絶理由として引用されており、この8件はいずれもエクォス・リサーチの特許となっている。次いで、「温度制御機構を備えたバッテリ組立体(特許第3451142号)」および「サイドカーテンエアバッグ」に関する特許(特許第4550729号)、「車両用電気接続構造(特許第4037199号)」などが引用件数の多い特許として挙げられる。