3.China Mobile 598億9500万ドル

巨大市場中国をベースに躍進を続けているのがチャイナモバイルだ。加入者も引き続き増加中であり、そのブランド価値はさらなる上昇の途上にある。今年1年間では20%のブランド評価額の増加を獲得している。

2.Verizon 860億900万ドル

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— Verizon (@Verizon) https://twitter.com/Verizon/status/586590722138251266""> 2015, 4月 10

ベライゾンは米国ニューヨークに本拠を置く大手通信事業者。ボーダフォンとの米国合弁事業であったベライゾンワイヤレスもボーダフォンからの買いとりを行い、完全子会社化することでブランディングはより統合されたものとなっている。直近ではAOLの買収でも話題となっており、名実ともに米国を代表する通信ブランドだ。この1年でブランド評価は36%上昇するという躍進ぶりを見せている。

1.AT&T 894億9200万ドル

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— AT&T (@ATT) https://twitter.com/ATT/status/606451209231319040""> 2015, 6月 4

AT&Tは全米最大手の電話会社。インターネット接続や映像コンテンツサービスも提供しており、他を圧倒する知名度を持つ。日本にも進出したが、部分的に事業を売却するなど日本国内では同社のブランド力はいまひとつわかりにくい。しかしながら、本国アメリカでは絶対的な地位を確立しており、今年も15%のブランド評価の増加を獲得している。

こうして見ると、通信事業はすでに固定・携帯ともに成熟化しつつあり、M&Aによる事業の統合化が、次なるステージになってきていることが垣間見える。ブランディングもそうした視点でいかに効率的かつ効果的に実現できるかが、競合他社との差別化ポイントとなるだろう。また通信事業者のブランディングは、特定の国や地域を越えるグローバルな展開を視野に入れていることも顕著だ。(ZUU online 編集部)