ソフトバンクロボティクスとソフトバンクモバイルは18日、感情を持ったパーソナルロボット「Pepper(ペッパー)」を6月20日から販売すると発表した。

「Pepper」は人の感情を認識するだけでなく、カメラや各種センサーから得た情報によって自らの感情を持つパーソナルロボット。人の言葉や周囲の状況から感情が変化し、声のトーンが上がったり、ため息をついたりする。感情の移り変わりは胸のディスプレーに表示されているグラフィックの色や動きに表れる。

6月の販売台数は1000台で、20日午前10時からウェブサイトで申し込みを受け付ける。先行販売として19日にソフトバンク東京駅グランルーフフロントで30台を抽選販売する。商品は7月以降、順次出荷する予定。

本体価格は19万8000円で、基本プランが月々1万4800円で36カ月契約、保険パックが月々9800円で同じく36カ月契約。

また同日、ソフトバンク <9984> は中国電子商取引大手アリババグループ、台湾の電子機器受託生産大手フォックスコン・テクノロジー・グループと、ロボット事業の世界進出に向けた体制強化を図ることで合意したと発表した。

ソフトバンクロボティクスホールディングスに、アリババとフォックスコンがそれぞれ145億円を出資する。両社の持ち株比率は各20%。(ZUU online 編集部)

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