第一三共
(写真=HP)

医薬品の開発を行う第一三共株式会社 <4568> とユーシービージャパン株式会社(UCB)は6月26日、成人てんかん患者の部分発作に対する治療薬「ラコサミド」の国内製造販売承認をUCBが申請したと発表した。

「ラコサミド」は現在世界46カ国で流通しているものの、日本ではてんかん治療薬として取扱いの承認を取得していない。今回、UCBの実施した臨床試験から本剤の有効性と安全性が確認され、承認申請が可能となった。

てんかんは、世界に約6500万人の患者がいる脳の病気。人種や年齢を問わず誰にでも発症する可能性があり、26人中1人が一生に一度は発症すると言われる。

今後は、2014年11月に締結した「ラコサミド」に関する共同商業化契約に基づき、製造販売承認取得後、UCBが製造を、第一三共が販売・流通を、両社が共同でプロモーション活動を実施する。

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