大塚家具
(写真=プレスリリースより)

大塚家具 <8186> が7月2日、新ブランドビジョンを発表した。22年ぶりに企業ブランドロゴを刷新したほか、家具の中古品を下取りし国内店舗で再販売する中古事業にも本格参入する。さらに新しいテレビCMの放映も3日から始めるとし、創業者一族内で経営方針をめぐる内紛で悪化した企業イメージの回復を図る。

同社は「インテリアを起点とした幸せ」を「高度な専門性」で提案し、「お客さまと一緒に考えながら新しい暮らしを創っていく」というブランドビジョンを示した。

このビジョンに基づき、企業ブランンドロゴも刷新。ロゴは「IDC」の文字を四角や楕円、円といった空間を感じる異なるモチーフでデザイン。インテリアらしさを出すとともに、どんな住空間でも魅力的なインテリアを提案するという同社の考えを表現したという。

新しい企業スローガンも発表した。スローガンは「幸せをレイアウトしよう。」で、「大塚家具の提案で幸せを実現する」「お客さまの幸せを共に創り、幸せへの想いに答えるという志」を込めた。

家具の下取りは7月4日から8月31日まで、「のりかえ特割」キャンペーンとして実施。同社で新しい家具を購入する人が対象で、最大10万円で不要になった家具を下取りする。他社の家具も対象になる。下取り品は補修などして中古で売る計画という。

さらにこの日の発表では、全店舗のリニューアルや新会員制度の実施、若手女優の平佑奈さんを起用した新テレビCMの放映なども発表した。(ZUU online 編集部)

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