スパークス・アセット・マネジメントは6日、20~59歳のビジネスウーマンを対象に実施した「投資デビュー・投資スタイル」の調査結果を発表した。
それによると、30代の4人に1人がすでに投資デビュー済み。始めるかどうか迷っている人が16.5%いるが、その理由は「何に投資してよいかわからない」が最多で、「損をすることが怖い」「相談先がわからない」と続いている。投資先としては、20・30代は日本株式の割合が高く、40・50代の半数以上がプロに任せられる投資信託を選択している。
投資目的は「老後資金づくり」が61.5%と最も多く、年単位で金融資産を保有する長期投資派が半数を超えている。配当金などを重視するインカムゲイン派が、売買差益重視のキャピタルゲイン派を上回った。分散投資するリスク分散派が79.3%、ロスカット派は22.3%。「300万円儲かったら?」には貯金が最多、旅行も多い。
投資先企業を選ぶときに重視するのは「ブランドイメージ」「株主還元」「売上高」「技術力」の順。好きな企業はトヨタ自動車 <7203> がトップ、株主優待を受けたい企業の1位はオリエンタルランド <4661> 。長期投資したい有望株はトヨタ自動車が1位でユーグレナ <2931> もトップ10入りしている。
投資したい企業の上位はサントリー食品インターナショナル <2587> 、カルビー <2229> 、花王 <4452> 、TOTO <5332> 、ローソン <2651> の順(*)。(ZUU online 編集部)
(*選定方法:毎年、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定している「なでしこ銘柄」を提示し、回答者がその中から選択)
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