トヨタ自動車 <7203> は7月28日、2015年上半期(1~6月)の生産、販売台数を公表した。ダイハツ工業と日野自動車を含むグループ全体の世界販売台数は前年同期比1.5%減の502万2000台で、504万を販売した独フォルクスワーゲン(VW)に及ばず、首位の座を明け渡した。
原油安を背景に北米など海外の販売は好調だったが、国内で苦戦した。トヨタとレクサスブランドの販売は国内で前年同期比8.7%減となった。ダイハツは国内販売で13.4%減と2年ぶりに前年同期実績を下回った。日野の国内販売は4年連続で前年同期実績を上回った。
上半期の販売台数はVWが前年同期比0.5%減の504万台、米ゼネラル・モーターズは同1.2%減の486万台だった。
また、同日発表した6月の国内生産実績(トヨタ自動車のみ)は前年同月比2.7%増の28万5797台で、6カ月ぶりに増加した。国内販売は4.6%増の13万2443台で2カ月ぶりに増加した。(ZUU online 編集部)
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