いよいよ夏休みの旅行シーズンも本番を迎える。株式会社リクルートライフスタイルの「エイビーロード・リサーチ・センター」が7月1日、国際線の「エアライン満足度調査2015」の結果を発表した。

2014年に海外渡航した日本人約6,500人を対象に調査。LCC人気などで競争がますます激化しているエアライン業界、ユーザーの評価が高いのはどこの航空会社なのだろうか。総合満足度トップ20を紹介しよう。


20位 チャイナ エアライン

昨年の30位から上昇したが、「満足」評価の割合は決して高くなく、可もなく不可もなくといったところだろう。この冬からは日本と人気の台湾南部を結ぶ3路線を開設し、初めて熊本にも乗り入れを開始する。


19位 香港エクスプレス航空

香港のLCCが昨年の圏外からランクイン。日本では羽田、成田、関西、福岡、中部の5路線で運行し、羽田からは日帰り香港旅行も可能に。LCCにしては座席が広い点が人気。


18位 キャセイパシフィック航空

以前は上位の常連だったが最近、日本では評価が低迷。英スカイトラックス社による「ワールド・エアライン・アワード」で昨年1位だったが今年度は3位に後退した。


17位 ピーチ・アビエーション

海外旅行でも利用する人は増えてきたLCC。苦戦するLCC各社だが唯一の勝ち組であるピーチが満足度評価でもLCCで最高の17位に入った。他社をしり目に業績も好調で路線もどんどん拡大している。


16位 スイス インターナショナル エアラインズ

昨年の7位からランクダウン。来年、新ボーイングを導入し、それに伴い、エコノミーのセルフドリンクやスナックの機内売店など、業界初のサービスをスタートさせる予定。


15位 KLMオランダ航空

以前はヨーロッパ各地へ行く際の乗継便として利用する人も多かったが、最近は中東系や欧州内のLCCの台頭で厳しい競争にさらされ、事業再編や減便も発表されている。