すき家
(写真=ZUU online 編集部)

牛丼チェーン「すき家」を運営するゼンショーホールディングス <7550> が8月7日、2016年3月期第1四半期(2015年4~6月期)の連結決算を発表した。営業損益は2億9400万円の黒字(前年同期は約9億円の赤字)となった。最終損益は2億7200万円の赤字(同23億円の赤字)だが、前年同期より赤字幅を縮小させた。

売上高は前年同期比5.0%増の1261億円、経常損益は2億1200万円(同12億円の赤字)となった。原材料価格の高騰の影響は受けたものの、深夜の1人勤務体制「ワンオペ」の廃止に伴い「すき家」の一部店舗で休止していた深夜営業が順次再開しており、増益を確保したという。

牛丼カテゴリーの売上高は5.4%増の441億円だった。ファミリーレストラン「ココス」などレストランカテゴリーでも売上高は12%増と好調だった。

2016年3月期通期の業績見通しは従来予想を据え置いた。売上高は6.8%増の5467億円、営業損益は389%増の122億円、最終損益は33億円の黒字(前の期は111億円の赤字)としている。(ZUU online 編集部)

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