高級マンション
(写真=PIXTA)

アベノミクスによる株高や賃金上昇、超低金利でマンション販売が依然好調だ。相続税対策や中国人による“爆買い”も手伝って、首都圏のタワーマンションなど、超高級物件もよく売れている。「バブル期並み」という声も聞かれる一方、資材や人件費など建設コストが上昇し、最近では販売価格の高騰化も懸念されつつある。

そんななか、不動産・住宅情報サイト「HOME’S」を運営する株式会社ネクストが7月中旬に「新築分譲マンション人気物件ランキング」を発表。2015年上半期に掲載された新築分譲マンションののべ1,962物件を対象に、ページビューや資料請求数をもとに集計されている。約2,000物件から特に注目を集めた10物件を紹介する。


10位 プレミスト佃二丁目(東京都中央区)

もんじゃ街のような下町風景と、隅田川・晴海運河沿いの高層マンション群の美しい夜景という二面性が魅力の街、月島・佃エリア。銀座や東京駅へも近いのもポイントだ。


9位 ザ・パークハウス 二子玉川ガーデン(東京都世田谷区)

再開発が進み、大きく生まれ変わった二子玉川は住みたい街ランキングでも常に上位に入る大注目エリア。子育て環境も評判が高い。地形や植生を考慮して環境との調和が図られている。


8位 パークナード目黒カレン(東京都目黒区)

再開発が始まり、注目が集まる目黒駅前エリア。桜並木で有名な目黒川に隣接するというロケーション。近隣に公園も多く、代官山・恵比寿もすぐそこ。周辺環境は申し分ない。


7位 エステムプラザ芝公園(東京都港区)

すでに完売の8月下旬完成予定のマンション。品川駅〜田町駅間の新駅開業が発表され、注目が集まっているエリアだ。港区アドレスも人気の理由だろう。


6位 クレストプライムレジデンス(神奈川県川崎市)

総計画戸数2,500戸超という圧倒的なスケールが特徴。住宅・公園・教育環境などが融合した7つの街区が整備されていて、まるでひとつの街になっている。


5位 DEUX TOURS CANAL&SPA (ドゥ・トゥール)(東京都中央区)

開発が急ピッチで進む晴海エリアの52階建ての超高層ツインタワーマンション。共用スペースにはもちろん、スパやラウンジ、バー、フィットネスジムなど完備されている。


4位 プラウドシティ阿佐ヶ谷(東京都杉並区)

今回のランキングでは異彩を放つ低層マンション。阿佐ケ谷は昔から住宅街として住み継がれてきた地域で、資産価値を重視する人の支持を集めた。豊かな自然が残り、都心とはまた違った住み心地だ。