全国の主要レジャー・集客施設の運営実績と集客動向に関する調査が発表され、テーマパーク部門では「東京ディズニーランド・東京ディズニーシー」がおよそ3138万人と1位を獲得。新しいエリア「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」をオープンさせた「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」が1270万人で前年度比21%増と大幅に集客数を増やした。「ハウステンボス」も12.8%増の279万人と3大テーマパークはそろって好調だった。
調査は綜合ユニコムが実施したもので、テーマパーク、遊園地、動物園、水族館、ミュージアムを対象に実施(入場が有料の施設)。各業種の上位5施設を公表した。同社によると、5業種10施設をみると、うち7割が前年度実績を上回ったという。
各業種のトップ5施設のランキングは以下のとおり(カッコ内は前年度比)。
テーマパークでは3大施設がそろって前年度超え
東京ディズニーランド・東京ディズニーシー 31,377,000人(100.3%)
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 12,700,000人(121.0%)
ハウステンボス 2,794,000人(112.8%)
志摩スペイン村 パルケエスパーニャ 1,339,000人(94.4%)
サンリオピューロランド 1,260,000人(106.0%)
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遊園地ではサーキットが好調
鈴鹿サーキット 1,989,000人(101.3%)
よみうりランド 1,342,000人(108.8%)
ひらかたパーク 1,093,070人(114.9%)
としまえん 1,033,561人(99.0%)
ツインリンクもてぎ 674,211人(110.3%)
動物園は上位が軒並み前年度実績をクリア
東京都恩賜上野動物園 3,693,757人(105.8%)
名古屋市東山動植物園 2,271,248人(101.9%)
旭川市旭山動物園 1,651,430人(100.1%)
神戸市立王子動物園 1,167,439人(105.8%)
天王寺動物園 1,143,213人(100.9%)
前年度割れする施設が多い中、堅調だった美ら海水族館
沖縄美ら海水族館 3,230,000人(106.5%)
海遊館 2,190,000人(90.4%)
名古屋港水族館 1,967,223人(96.4%)
東京都葛西臨海水族園 1,472,108人(100.4%)
サンシャイン水族館 1,291,000人(95.0%)
ミュージアム 科博が大幅前年度割れ、日本科学未来館71%増
国立新美術館 2,620,350人(129.2%)
東京国立博物館 1,889,040人(142.9%)
金沢21世紀美術館 1,761,324人(119.5%)
国立科学博物館 1,735,420人(73.4%)
日本科学未来館 1,466,367人(171.1%)
(ZUU online 編集部)