(写真=ZUU online 編集部)
ソニー <6758> 子会社のソニーモバイルとZMPは8月24日、ドローン技術を生かしたソリューションを提供する新会社「エアロセンス」の設立を公共する記者会見を開き、今後の戦略を明らかにした。ロボットやドローンなど最新技術を生かした会社の新しい動きになりそうだ。
エアロセンスはソニーモバイルが50.005%、ZMPが49.995%を出資して設立された、小型無人飛行機(ドローン)を活用したソリューションを提供する企業だ。産業用UAVによる計測プラットフォームの開発・製造およびソリューションの提供が同社の主な事業となる。
なお、エアロセンスの設立についてはすでに、ソニーモバイルから7月22日に発表されている。
今回、ソニーモバイルとZMPの両社は、エアロセンス設立の狙いと、今後の展開を改めて解説。自律型無人飛行機の産業向けソリューションとして、土木・建設や農業分野向けに、ドローンによる空からの地上データの計測と、分析、運用サポートを合わせて提供する。
エアロセンスの代表取締役CEOである谷口恒氏によれば、ソニーのイメージセンサーや画像処理、クラウド技術と、ZMPの自動運転、環境認識などの技術を組み合わせて一体となったソリューションを開発。具体的には、建設現場の資材や工事の進捗管理といった用途への展開を考えているという。例えば、上空から撮影した資材管理現場の画像をクラウド技術を活用して解析、運用のためのサポートを提供するといった形のソリューションになりそうだ。
半導体やIT分野で磨いてきたソニー由来の技術と、ZMPが取り組む最新の自動運転技術の組み合わせがどのようなソリューションを生み出すのか、注目が集まりそうだ。(ZUU online 編集部)
【関連記事】
・
世界のイノベーティブ企業25社 日本からは楽天のみランクイン
・
人類史上長者1位は誰?「現役」からはビル・ゲイツ氏が9位にランクイン
・
なぜ、今「赤色」が人気なのか?景気と色のおもしろい関係
・
日本人大富豪ランキング トップ20の顔ぶれはこれだ!
・
10位でも1億円?世界一高いスーパーカーランキング【2015年版】