日本フードサービス協会は8月25日、7月の「外食産業市場動向調査」結果を公表した。梅雨明け後は関東を中心に好天が続いたことから、外食需要は回復し、売上は前年同月を1.9%上回り、2カ月ぶりに前年実績を上回った。

業態別では、引き続きファミリーレストラン業態が好調だった。ファミリーレストラン業態の売上は4.7%増で27カ月連続で前年を上回った。業種別では「中華」で客足が落ちたものの、それ以外ではマイナス要素はなく、特に「焼き肉」の売上は12.1%増と好調だった。

ファーストフード全体の売上は0.1%増と微増となり、8カ月ぶりに前年を上回った。これまで異物混入問題の影響から抜け出せず低調だった洋風の売上は3.7%減だったが、下げ幅は前月より縮小した。和風は客数が厳しいものの夏の季節メニューが好評で売上は前年同期を上回った。麺類でも季節メニューの好調で、客集と客単価友に伸びて、売上も8.0%増だった。

また、パブ・居酒屋業態では「居酒屋」でマイナスとなったものの「パブ・ビアホール」は好調に推移した。ディナーレストランでは、全体では客数増加や客単価の上昇とあいまって、売上は前年比8.2%増となった。(ZUU online 編集部)

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