警備大手のセコム <9735> は1日、秋田銀行や岩手銀行など57の地方銀行と業務提携すると発表した。中小企業の、国民一人一人の番号を割り当てるマイナンバー制度への対応を支援するもので、各行から取引先の紹介を受けて、マイナンバーの収集や保管などをセコムが行う。

発表によると、セコムのマイナンバーサービスは、預かったマイナンバーを24時間365日体制で管理し、専用のウェブサイトでマイナンバーの収集を効率化したり、郵送での収集に対応したりする。年末調整関連など帳簿作成機能も充実させ、マイナンバーについてトータルにサポートするという。

マイナンバー制度では、企業は従業員の番号の収集・管理が必要となるが、対応準備が進んでいない企業も多い。全国の金融期間でも相談が増加しているといい、地方銀行と業務提携することで、セコムとビジネスマッチングの機会につなげていく。

発表によると、8月時点ですでに100万人を超えるマイナンバーの預かりが決まっており、来年1月のマイナンバー使用開始時には600万人を超える見込みという。(ZUU online 編集部)

【関連記事】
ベッカムがジョーダン超え?世界で最も収入が多い「引退したスポーツ選手」ベスト10
人類史上長者1位は誰?「現役」からはビル・ゲイツ氏が9位にランクイン
なぜ、今「赤色」が人気なのか?景気と色のおもしろい関係
日本人大富豪ランキング トップ20の顔ぶれはこれだ!
10位でも1億円?世界一高いスーパーカーランキング【2015年版】