イオン <8267> は7日、2016年2月期第2四半期(2015年3~8月期)の連結決算を発表した。純利益は前年同期比5.4%増の21億円で、上半期としては3年ぶりに最終増益となった。総合スーパー(GMS)事業は営業赤字となったものの、ドラッグストア事業などが好調だった。

売上高に当たる営業収益は前年同期比18.7%増の4兆748億円、営業利益は66.6%増の722億円だった。

部門別では中核の総合スーパー事業は営業収益では前年同期を上回る1兆3709億円だったが、営業損益は87億円の赤字となった。一方、ドラッグストア事業では、ウエルシアホールディングス <3141> などが好調で、営業収益は前年同期比3.6倍、営業利益が82億円と前年同期比6.3倍となった。ほかにディスカウントストア事業や小型店事業も好調だった。

16年2月期通期の業績予想は据え置いた。営業収益は前年同期比13.0%増の8兆円、営業利益は23.8%増の1750億円、純利益は1.0%増の425億円。(ZUU online 編集部)

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