ファーストリテイリング <9983> は8日、2015年8月期(14年9月〜15年8月)の連結決算を発表した。売上収益と営業利益、純利益ともに前年実績を上回り、過去最高を更新した。海外ユニクロの業績やジーユー事業が好調だった。

売上高にあたる売上収益が前期比21.6%増の1兆6817億円、営業利益が26.1%増の1644億円、純利益が47.6%増の1100億円だった。年間配当は前の期比50円増の350円としている。

セグメント別では海外ユニクロの営業利益が433億円、前期比31.6%増となり、グループ全体の業績をけん引した。国内ユニクロも営業利益1172億円、前期比10.3%増と安定した増益となった。グローバルブランドの営業利益は144億円で、同セグメントに含まれるジーユー事業の業績も好調に推移。ジーユー事業の年間の営業利益は164億円、前期比2.7倍の大幅に増益となった。

2016年8月期通期の見通しについては、連結純利益が前期比4.5%増の1150億円とし、過去最高益を更新する見通しとした。売上高は13%増の1兆9000億円、営業利益は21.6%増の2000億円を見込むとした。(ZUU online 編集部)

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