(写真=PIXTA)
本日の日本経済新聞では、「業績相場 移行へ半歩 電機・自動車株見直し機運」と伝えています。
8日の日経平均株価が7日ぶりに反落するなか、これまで相場を支えてきた内需株の下げが目立つ一方で、自動車や電機など主力輸出株で見直し機運が強く、食品や小売りなどが下げた半面、パナソニック <6752> や三菱電機 <6503> 、日産自動車 <7201> などが買われ、日経平均が直近安値を付けた9月29日と比べると、業種別日経平均の「電気機器」や「自動車」の上昇率は10%前後と日経平均(約7%)を上回るとのことです。
そこで今回は電機と自動車セクター銘柄の上値余地を探り、そのなかから上値余地の大きそうなものを取り上げてみました。具体的には電気機器と自動車セクターから目標株価コンセンサスが足元の株価を2割以上上回るものをピックアップしてみました。
例えば電気機器セクターではソニー <6758> やパナソニック <6752> の目標株価コンセンサスが株価を3割前後上回るほか、自動車セクターではいすゞ <7202> やマツダ <7261> の目標株価コンセンサスが株価を3割前後上回っています。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券
シニア・マーケットアナリスト
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