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(写真=ZUU online編集部)

ソニー銀行は19日、来年1月に発行を始めるVisaデビット機能付きキャッシュカード 「Sony Bank WALLET(ソニーバンク・ウォレット)」 の先行受け付けを開始した。 ソニー銀のキャッシュカードと世界中で使えるVisa デビットが一体となったカード。 デビット機能としては米ドルやユーロ、英ポンド、豪ドルなど、日本初となる11の通貨に対応。円の利用金額は円普通預金から、外貨の利用金額は該当する外貨普通預金から原則即時に引き落としとなるため、貯めた外貨をそのまま使える。

銀座ソニービルで開いた会見で伊藤裕社長(写真左から2人目)は「個人の金融行動にイノベーションを起こすことをミッションとして掲げているソニー銀行らしい挑戦。お客さまからの『自分のタイミングで外貨を買ってそのまま海外で使いたい』といった声を受けて出せた商品」と胸を張った。

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(写真=ZUU online編集部)

デビットとして、11通貨の普通預金残高で国内外のショッピングを楽しんだり、海外ATMから現地通貨を引き出したりできる。ソニー銀で貯めた外貨を現地通貨としてそのまま利用でき、外貨残高が不足している場合でも、ソニー銀の為替レート(TTS)で不足金額相当分を円普通預金から自動的に充当する「円からアシスト」で取引できる。商品説明のため会見で登壇した國津雅央商品企画部長(写真右端)は新サービスなど同行の独自の取り組みについても触れ、「これがソニー銀行なりのFinTech」と話した。「円からアシスト」は特許出願中という。

会見ではまた、ソニークリエイティブセンターのアートディレクター前坂大吾氏(写真左端)がデザインコンセプトを説明。赤坂のレストラン「TAKAZAWA」オーナーシェフの高澤義明氏(同左から3人目)と伊藤社長による記念対談も行われた。

ソニー銀のキャッシュカードを持っている場合、「Sony Bank WALLET」への切り替えが可能。切り替え手数料や年会費は無料。切り替え先行受け付け期間の10月19日〜12月15日はデジタルカメラなどがもらえるキャンペーンも実施する。(ZUU online 編集部)

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