スティーブ・バルマー
(写真=Thinkstock/Getty Images)

Microsoft前CEOのスティーブ・バルマー氏が16日、「過去数カ月にわたりTwitter株の4%を購入していた」とTwitterに投稿。3.4%所有するジャック・ドーシーCEOを抑え、共同設立者エド・ウィリアムス氏(6.8%)に次ぐ大株主の1人になったことが明らかになった。バルマー氏のコメントが掲載された直後、Twitterの株価は4.9%上昇し、6月30日以来の高値(31.15ドル/約3721円)を記録した。


バルマー氏が今後役員会に迎え入れられる可能性高い

CEOに復帰したジャック・ドーシー氏が「企業改革の一環」と称して総従業員数の8%にあたる335人の人員削減を宣言。4月末をピークに株価の急落が目立っていただけに、今回の“バルマー効果”は渡りに船のはずだ。

米証券・調査会社モネス・クレスピ・ハルトのアナリスト、ジェームス・チャクマック氏は、「バルマー氏が所有するNBAロサンゼルス・クリッパーズはTwitterのようなソーシャルメディアにとって、重要な情報源になるだろう」と分析し、8億4000万ドル(約1003億4220万円)相当の株を所有するバルマー氏が、今後役員会に迎え入れられる可能性が高いことを付け加えた。


Twitterの大量リストラにバルマー氏は「よくやった!」と称賛

総資産額が214億ドル(約2兆 5563億円)といわれるバルマー氏だが、Twitterへの参入の動機については明らかにしていない。しかしバルマー氏は世間では非難されているTwitterの大量リストラを「よくやった!」と称賛しており、大胆な企業改革が今後長期的な利益につながると見ているようだ。

バルマー氏の“投資の才覚”については意見が二分しており、8月までCEOを務めていたMicrosoftやNBA史上最高額で買収したクリッパーズ(20億ドル/約2389億 1000万円)といった成功例もあれば、Nokiaなどの失敗例もある。iPhoneを相手にせず大きな儲け口を逃した話は投資業界の語り草だ。Twitterへの投資が吉と出るか凶と出るか。投資家としての目利き能力が改めて問われることになる。(ZUU online 編集部)

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