無料で米国銘柄を取り引きできる「Robinhood」

次に紹介するのが、ロビンフッドだ。この名前から連想されるのはもちろん、イギリスの伝説的な英雄だったり、フランス人作家であるアレクサンドル・デュマの『ロビンフッドの大冒険』かもしれないが、アプリとしては株式・上場投資信託(ETF)の取引ツールだ。

RobinhoodGlobal (写真=HPより)

トレーディングアプリとしてロビンフッドが画期的なのはやはり、手数料についてだろう。通常、証券会社を通じた株式やETFの売買では手数料がかかっていたが、同アプリでは手数料はかからない。手数料を気にしながら取り引きをしていた人々からすれば、願ったり叶ったりというアプリに違いない。

現在ではまだ、日本国内での使用はできないが、もしも日本に上陸するなら、米国株や米国ETFに投資する人にとっては、ぜひとも使いたいアプリかもしれない。

では、どうして手数料なしの株式・ETFの取り引きが実現するのだろうか。仕掛けは簡単で、同社によれば、上位バージョンのアカウントいる用料を課すほか、ロビンフッドを使用しているユーザーの投資していない現金の利息を収益とするからだという。