メッセージで貯金をするよう励ましてくれる「Dyme」

最後のアプリは「ダイム」だ。すでに紹介した2つのアプリがITを駆使して、日々の消費を投資の場に変えたり、株式取引の手数料無料化の実現を図っているのに対して、このアプリは単純な自動でメッセージを送ってくるというシンプルなコンセプトだ。

Dyme (写真=HPより)

そのメッセージアプリがフィンテックに加えられているのには理由がある。この「ダイム」から送られてくるメッセージは貯金するように励ます内容となっているからだ。具体的には、ダイムからテキストメッセージで、「25ドル貯金しますか?するなら『イエス』と返信して」などと、ユーザーへ送信。

このメッセージに「イエス」と返信すれば、自動的に口座に振り込んで、貯金してくれる仕組みだ。

広告代理店であるアサツー ディ・ケイ <9747> で金融分野でのコミュニケーションに深い知見を持つ森永賢治氏も、「アナログで実に人間的なところがいい」「ロボティクスとの連動も期待できる」とその特徴を上げて、注目していると語る。 (ZUU online 編集部)