ウェルスナビ
(写真=プレスリリースより)

資産運用アドバイスサービス「WealthNavi」 を運営するウェルスナビは27日、グリーベンチャーズ、インフィニティ・ベンチャー・パートナーズ、SMBCベンチャーキャピタル、みずほキャピタル、三菱UFJキャピタル及びDBJキャピタルとの間で、約6億円の資金調達に合意したと発表した。この増資に伴い、グリーベンチャーズの天野雄介氏が社外取締役に就任した。

ウェルスナビは今回調達した資金を活用し、2016年からのサービスリリースに向けた人材の採用、自己資本の充実を含む経営基盤の強化、関係法令上の手続を進め、次世代の金融インフラの構築を目指す。

WealthNaviは、これまで機関投資家や富裕層しか利用できなかった国際分散投資による世界標準の資産運用とリスク管理を低価格ですべての人に提供するサービスを目指す。ユーザーのリスク許容度を診断し、ユーザー一人ひとりのリスク許容度にあわせて、最適なポートフォリオを提案。このような資産運用サービスは、米国では「ロボットアドバイザー」と呼ばれており、誰にでも利用可能なプライベートバンキングとして急成長している分野という。

日本での実現にあたり、同社は金融工学とITを融合させたFinTechで、ユーザーと国際金融市場を最短距離で結び付け、次世代の金融インフラを構築する考え。100%顧客の利益に沿ったサービスを提供するため、資産運用会社から一切の手数料や広告料を受け取らない方針で、シンプルなユーザー・インターフェースで、金融リテラシーによらない、誰もが直感的に資産運用できるサービスを提供していくとしている。

現在、資産運用のシミュレーションは、「WealthNavi」で無償で公開している。今後、関係法令に従い、実際の取引をスマートフォンやタブレットなどの端末を利用して簡単に行えるようなサービスも提供していく予定という。(ZUU online 編集部)

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