ヤマダ電機 <9831> は5日、2016年3月期通期の業績予想を上方修正すると発表した。従来予想が254億円だった連結純利益は、前期比3.5倍の331億円になる見通しとした。ヤマダ電機は不採算店舗を閉鎖を進めており、店舗効率の向上や人事制度の改革などで収益性が改善している。

営業利益は従来予想の416億円から607億円に、経常利益も従来予想の507億円から675億円にそれぞれ上方修正した。一方で、売り上げ高は従来予想より276億円減額し、前期並みの1兆6644億円とした。年間配当も従来計画の6円から8円増やし14円とした。

同日発表した16年3月期第2四半期(15年4~9月期)の連結決算は、売上高が前年同期比3.4%減の8047億円だったが、営業利益は前年同期比約3.6倍の207億円、純利益が約3.2倍の126億円と伸びた。4Kテレビの販売が好調に推移したほか、インバウンド需要の取り込みで冷蔵庫や洗濯機といった白物家電も好調に推移。販売や人員配置の最適化をしたことで、収益性が大きく向上した。 (ZUU online 編集部)

【関連記事】
・Googleは従業員の血糖値がKPI、ゴールドマン深夜残業禁止 米国で進む「健康経営」
・11月4日、郵政上場初日の値動きに合わせた投資戦略を徹底公開
・日本人大富豪ランキング トップ20の顔ぶれはこれだ!
・日経新聞/日経MJから、四季報まで全てネットで閲覧可?その意外な方法とは
・世界が認めた日本車!「最も価値の高い自動車ブランド ベスト10」頂点に輝いたのはあの日本ブランド?