1年最初のあいさつを面倒くさがること
会社内で禁止されていることを除くと、まだまだ年賀状はビジネスにプラスだと言えそうだ。正しい使い方をすれば、取引先・上司・顧客に対してプラスの影響を与えることができる。年末の忙しい中に1枚1枚手書きで書かれた年賀状は、相手に好印象を与えるのは間違いない。
たしかに若い世代を中心に、プライベートでもビジネスでも年賀状を書かない人が増えている。しかしモノは考えよう。他人がしないことをしてこそ、相手の気持ちがつかめるのではないだろうか?
そもそもデキる営業マンは、周りがどうしているかは関係なく、相手のためになるかどうかで決めているはず。相手のことを思い浮かべ、喜んでもらえる賀状をしっかり送っているのではないだろうか。判で押したような内容の一文を添えただけ、形だけの年賀状を送っていては、ビジネスにいい影響をもたらすはずはない。
面倒ではあるが、その面倒をいとわない姿勢が相手を喜ばせるともいえる。何も考えずに「面倒」「虚礼」「悪しき風習」と切り捨てる前に、SNSで全員に一斉に済ませるあいさつとはまた違った形で一年の最初のあいさつができることの意味は、考え直してもいいのではないだろうか。(ZUU online 編集部)